上田秋成『雨月物語』論 (研究叢書) [ 坂東健雄 ]

   

研究叢書 坂東健雄 和泉書院BKSCPN_【高額商品】 ウエダ アキナリ ウゲツ モノガタリロン バンドウ,タケオ 発行年月:1999年06月20日 予約締切日:1999年06月13日 ページ数:517p サイズ:全集・双書 ISBN:9784870889163 第1章 「白峯」あるいは父性呪縛の構図/第2章 「菊花の約」あるいは思想としての〈近世〉/第3章 「浅茅が宿」あるいは〈母性〉への遡行/第4章 「夢応の鯉魚」あるいは〈母胎回帰〉の逆理/第5章 「仏法僧」あるいは“いま、ここ”の幻視/第6章 「吉備津の釜」あるいは〈エトス〉との邂逅/第7章 「蛇性の婬」あるいは〈大地母神〉からの離脱/補論(「白峯」のモチーフー近世期における〈自立〉の試みとして/『雨月物語』に描かれた〈女性〉ーその“原型”性をめぐって) 『雨月物語』という奇蹟的な作品の隅々を、おどろくべき綿密さで検証し、その検証を通して、作家上田秋成の精神の光と闇を明らかにしてゆく、徹底的に腰のすわった『雨月物語』の読み解き。

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